知らなくても困らない!?でも知ってみると意外とおもしろい!!プリントTシャツのあれこれ。
お時間がありましたらご覧下さい! Tシャツ製作の参考に!はたまたお話のネタにいかがでしょう?
私たちが何気なく日常で着ている「Tシャツ」 世界中の人に愛されて、おそらく誰でも1枚は持っているであろう最もポピュラーな衣類ともいえるでしょう。
あまりにも身近で当たり前な存在ですが、その誕生や歴史についてまではなかなか考えたりしないものですね。これを読んでちょっとしたTシャツ雑学博士になっ
てみませんか?
- Tシャツの誕生
- Tシャツはもともと、その昔戦争で戦っていた兵士の下着が発展し生まれました。中世の頃、兵士が体を守るために鎧の下に巻いていた麻素材の布が下着 として発展した後、第一次世界大戦の頃には、ヨーロッパの兵士たちは制服の下に着た綿素材のアンダーウェアで快適に過ごしていました。 (制服はウールでした) それを見たアメリカ海軍兵が真似して作った綿のシャツ、それがTシャツの原点と言われています。
- Tシャツの歴史
- Tシャツが世の中に広まったのは、今から約80年ほど前の1930年代と言われています。アメリカ海軍で生まれた快適なシャツは、軍隊の正式な制服と認められ、 公の場でも着られるようになりました。若くハンサムで笑顔のステキな船乗りが着用した姿は、たくましい肉体のアピールと共に人々にとても魅力的に映りました。 その格好いいシャツ姿は、女性への人気はもちろん、海軍兵の募集でも大きく貢献したそうです。
- 1930年代には・・・
- 下着製造会社のヘインズ社が、海軍から発生したスタイルの『ゴブシャツ(水兵シャツ)』を発売します。
スポーツやレジャーのためだけにデザインされたシャツ『Tシャツ』が初めて誕生しました。 - 1940年代には・・・
- 『アーミースタイルTシャツ』の広告が発表されます。軍隊のイメージはTシャツの普及に大きな役割をもらたらしました。 Tシャツを着た兵士がたびたびニュースに映ることで、Tシャツは人々にとって『英雄的衣装』として認識されていたようです。
- 1950年代には・・・
- ジェームス・ディーンなどスターが映画の中で着ていたことから夏の定番として広まりました。アメリカの若者を中心にアウターとして着られるように なったのがこの頃です。
- 1960年代には・・・
- プリント技術の発達により、Tシャツはメッセージを主張、発信するようになります。ヒッピーによる愛と平和のメッセージであったり、 企業の広告であったり・・・Tシャツは、一種の歩くメディアとなっていきました。
- 1970年代には・・・
- 日本ではこの頃Tシャツが広まってきました。下着のまま出かけるのは「恥ずかしいこと」とされていた風潮を逆手に取った反体制的な雰囲気が若者に受け入れられ、 ブレイクしました。
- そして現在。Tシャツは単なる衣類としてだけでなく、アート作品だったり、メッセージの代弁者だったり、広告やおしゃれ着などさまざまな顔をもっています。 これがTシャツが世界中の人々に愛されるスーパープロダクトとなった理由なのですね。
- Tシャツの首回り種類

Tシャツのお洗濯方法アドバイス
- 1.色落ち
- お洗濯での色落ち原因のひとつに、洗剤に含まれる「蛍光増白剤」があります。合成洗剤は石けんに比べて汚れ落ちが悪いため、酵素や蛍光増白剤(蛍光ペンキのようなもの)が入っていることがあり、それが色の濃い服の色落ちや淡い色の服が白っぽくなる原因となっています。色落ちを避けるには、「蛍光増白剤」の入っていない洗剤(無蛍光洗剤)をお使いになるといいです。
- 2.首回りの伸び
- ハンガーで干す際は、下からハンガーを出し入れしてみてください。上から出し入れするとどうしても首まわりが伸びてしまいます。
- 3.型くずれ
- ネットに入れて洗うのはもちろんGOODですが、お気に入りのTシャツを洗うとき、いらないTシャツを上から着せて洗ってみてもよいですよ。
Tシャツプリントに採用されている主なプリント方法とインクのご紹介。
プリント方法
- ◆シルクスクリーンプリント
- 一般的にTシャツのプリントで最も多く利用されるプリント方法です。デザイン一色ごとに版を制作し、 その版のスクリーン上にインクを乗せスキージという道具で、生地に直接刷る手法で、スクリーンの編み目の間から出たインクが生地にプリントされます。 その昔スクリーンの材料に絹(シルク)が使用されていたため「シルクスクリーン」の名がつきました。 現在は、よりインク通りを良くするよう開発されたポリエステルの布が使われることが多くなっています。
長所:他のプリントに比べて、インクの発色、色持ちが良く、洗濯に強い。インクの種類が多く、様々なプリントを楽しめます。 プリント代のほとんどが製版代であるため、枚数の多いプリントに向いています。
短所:製版は手間と時間がかかり、高コストのため少ない枚数ではコストが高くつきます。 Tシャツに1色ずつプリントするため、写真のようなフルカラーものは再現できません。
- ◆カラーコピー転写
- 製版が不要なためオリジナルのTシャツを1枚でも気軽に作りたいといったニーズにあうプリント加工法です。 カラーコピー機を使用してコピーした糊のついた転写紙を、生地へ熱圧着させます。
長所:版を作る必要がないため、製版代がかからず、気軽にオリジナルプリントすることが可能です。
短所:Tシャツに何かを貼り付けたような風合いになり、通気性が低く洗濯に弱いです。また、細かいデザインには不向きです。
- ◆インクジェットプリント
- 専用のインクジェットプリンターでインクをTシャツの生地に直接プリントする、これから期待される新技術のプリント方法です。
長所:製版の必要がなく、ぼかしやグラデーション、写真などの細かい色表現や他のプリントでは難しい縫い目 の段差部分などにもプリント可能です。
短所:現在のところでは普及台数が少なく、プリントスピードに限界があるなどの理由でコストが高くなっています。
☆ リトルハウスでは、熟練職人によるシルクスクリーンプリントの高い技術をもっております、ぜひ当社へお任せ下さい!
インクの種類
Tシャツのプリントに使用されるインクには、「水性」と「油性」の2種類のインクがあります。
- ◆水性インク(ラバー、顔料)
- 比較的良好な風合いが特徴で、特にヨーロッパ地域や日本でTシャツ用としての使用率が高くなってきています。 また国産インクメーカーの努力により、この10年でかなりの進化をとげ、表現力や性能性がアップしています。 版の洗浄が水でできるため石油系溶剤がいらず、ダイオキシン類が発生するおそれの無いインクが開発されたことなどから、 作業する人や環境への負荷が少ないと評価されています。
- ◆油性インク(ラバー、プラスチゾル)
- 名前のとおり「油」をベースにしたインクで、発色が良く、伸縮性が高いことが特徴です。版の目詰まりが起きにくく、細かな表現が可能なことなどから、 Tシャツのプリントに適した要素が多く、Tシャツの本場アメリカなど、その他多くの工場で使用されていました。問題点としては、臭気がきついため、 換気やマスクなど作業者への配慮が必要なことや、版の洗浄に石油系溶剤が使われること、焼却時のダイオキシン類発生の可能性など環境面への影響があります。
☆ リトルハウスでは、人に環境にやさしい『水性ラバーインク』を使用しています!
Tシャツの主要原料となっている綿(コットン)。私たちの身のまわりにもTシャツのほか 綿製品があふれていますね。ここでは綿(コットン)のことを少しご紹介したいと思います。
- 「綿」はどんなところで作られているのでしょう?
- アメリカを中心に、オーストラリア・中国・ロシア・パキスタン・メキシコなどです。日本でも江戸時代までは綿花が栽培されていましたが、 今は世界最大の綿輸入国・ 消費国となっています。
- 「綿」と人とのおつきあい
- 綿と人類とのつきあいは、なんと紀元前6000年!!ずいぶん大昔からお世話になっているのです。綿を衣類として使っていたことがわかっている文明は、 「インダス文明」「古代インカ帝国」「アステカ文明」など。。その歴史古い、Tシャツの基本素材「綿」にも様々な種類があり、 どの綿を使っているかで着心地や値段も変わってきます。
- 「綿」の品質、良い綿ってどんなのでしょう?
- 良い綿を決める要素は3つあります。
1.繊維の長さ・・・長いほどよい
2.グレード・・・・色、光沢のよさ、異物混入の有無
3.キャラクター・・太さ、強さ、柔らかさ
以上の要素をより多く満たすものが高級な綿とされます。 ただ、そういった高級な綿はブラウスやシャツに使われることが多く、Tシャツでは中長綿(中間のランク)が使われることが多いそうです。 - ◆「綿」の種類

◆「綿」の特性について
- 1.肌触りがよい
- 繊維の先端が丸みを帯びていて、柔らかく、肌触りがいい。 赤ちゃんやアレルギー体質のデリケートな肌の方には綿の生地は最適ですね。
- 2.涼しい
- 3.しっかり染まり、発色性に富む
- 染色性が非常に良好でしっかりと色が付く。逆にシミもできやすい。
- 4.白化しやすい
- 着用や洗濯など摩擦によって毛羽立つため、白化しやすい。 染まりやすいと同時に、水洗いで色落ちするものもあります。濃い色のものは洗濯前に確認が必要です。
- 5.縮みやすい
- 中空繊維のため、水分を多量に含むと、その分体積が増え膨張する。乾燥すると繊維が以前より縮んでしまう。 特に乾燥機などを使うときは要注意です!
- 6.水、アルカリに強い
- 水に濡れると15%?20%強度アップ。また石けんや洗剤などのアルカリ性洗剤にも耐える。 毎日洗濯しないといけないような普段着には最適ですね。
オーガニックコットンってどんなものですか?
綿栽培を行う農地を3年間農薬や化学肥料を使わない状態にして、栽培時にも農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花から採れた綿のことです。
できるだけ化学薬品を使わずに製品化されたオーガニックコットン製品は、コットンが本来もつ優しい肌触り、ふわっと優しく包み込んでくれるような
風合いがあります。
また、化学薬品による肌刺激がほとんどないので、肌の弱い人やアレルギー体質の人、ベビー用品などに対して人気があります。
カラードコットンについて
現在栽培されている綿花は白いものがほとんどです。
布にしたとき、色を染めるのに便利であったり白には清潔感があるからです。
しかし染色に使われる染料のほとんどは化学薬品で、それはなかなか分解されず、工場では大変苦労して処理しています。
そこで最近では、染色しないでも
済むように最初から色の付いたコットンを作る研究がはじまっていて、白い綿が採れるように改良された綿を、逆に色のついた綿に改良しようとしているそうです。
その研究ではグリーンや茶色、パープルもできたという話もあるとか。
コットンといえば、白!という時代は過ぎて、将来、カラフルコットンの時代がくるかも
しれませんね。


















